【小学生向けブックレビュー】角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
お疲れ様です。あかいあくまです😈
あかいあくま家ではリビングに本棚を3つ設置して、たくさんの本(100冊以上!)を並べ、こどもたちがいつでも読書できるようにしています。
そんな本がたくさん並んでいるあかいあくま家図書館の中から、小学生向けのおすすめの本をご紹介します。
目次
紹介する本について
ご紹介したい本は「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全15巻+別巻4冊セット」です。
小学生向けに描かれたマンガなのでとても読みやすく、
日本の歴史に疎いあかいあくまでも、理解しやすいです!
- 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』 はどんな時代について書かれているのか
- 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』 を購入した理由
- 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』 各巻のあらすじ、感想
- 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』 を購入してみて感じたメリット、デメリット
- 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』 はこんなお子さんに読んでほしい
日本の歴史が以下の通り全15巻のまんがで描かれています。
あかいあくま家が購入したセットは別巻4冊が付いていて、全19冊となっています。
各巻の題名は以下の通りです。
- 第1巻 日本のはじまり ●旧石器~縄文・弥生~古墳時代
- 第2巻 飛鳥朝廷と仏教 ●飛鳥~奈良時代
- 第3巻 雅なる平安貴族 ●平安時代前期
- 第4巻 武士の目覚め ●平安時代後期
- 第5巻 いざ、鎌倉 ●鎌倉時代
- 第6巻 二つの朝廷 ●南北朝~室町時代前期
- 第7巻 戦国大名の登場 ●室町時代中期~戦国時代
- 第8巻 天下統一の戦い ●安土桃山時代
- 第9巻 江戸幕府、始動 ●江戸時代前期
- 第10巻 花咲く町人文化 ●江戸時代中期
- 第11巻 黒船と開国 ●江戸時代後期
- 第12巻 明治維新と新政府 ●明治時代前期
- 第13巻 近代国家への道 ●明治時代後期
- 第14巻 大正デモクラシー ●大正時代~昭和時代初期
- 第15巻 戦争、そして現代へ ●昭和時代~平成
- 別巻『歴史まるわかり図鑑』
- 『よくわかる近現代史』全3巻
旧石器時代から、平成のつい最近のことまで幅広く網羅されていますね!
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史を購入した理由
発売年が比較的新しい
まんがで描かれた日本の歴史シリーズといえば、小学館が歴史が古く(1981年)実績もあります。角川の日本の歴史が発売されたのは2015年と比較的最近発売されたものです。
そのため、情報が新しいと考えられますし、まんがの絵も現代的なものになっています。
近現代が含まれている
角川には近現代史を扱った全3巻の「よくわかる近現代史」があります。
内容は以下の通りです。
- 第1巻 大正から激動の昭和へ 第一次世界大戦・世界恐慌・二・二六事件
- 第2巻 戦中・戦後の日本 日中戦争・第二次世界大戦・占領と講和
- 第3巻 現代日本と世界 高度経済成長・同時多発テロ・平成の終わり
高校から「歴史総合」という必履修科目が導入されるようです。「歴史総合」では日本や世界の近現代史を学ぶことになりますので、早いうちから近現代史になじむことができることはメリットだと考えました。
セット購入する場合、近現代史が含まれていないセットもありますので、よくご確認の上ご購入ください。
東大教授による監修
シリーズを通して、東京大学の山本博文さんが監修されています。
Wikipediaによると、日本の歴史学者でたくさんの歴史に関する著書を出されている方のようです。
おひとりでシリーズすべてを監修されているので、安心して読ませることができそうです。
山本博文教授は残念ながら2020年にお亡くなりになっているとのこと…
ご冥福をお祈りいたします。
各巻のあらすじ、感想
各巻のあらすじや感想については、以下をご参照ください。(随時加筆していきます)
この本を購入してみて感じたメリット、デメリット
メリット
日本の歴史がざっくりとわかる
タイトルを見ていただくとわかる通り、ひとつの時代を1~2冊でマンガで描いています。短いエピソードがたくさん盛り込まれています。
第3巻を例にすると、以下のような盛り沢山のエピソードが1冊に盛り込まれています。
- 桓武天皇による平安京への遷都
- 征夷大将軍 坂上田村麻呂の活躍
- 最澄と空海による新しい仏教のはじまり
- 藤原北家の成長
- 摂政や関白による政治のはじまり
- 菅原道真が大宰府に送られてしまう
- 国風文化の誕生について
- 荘園について
- 藤原道長の摂関政治による栄華
- 中宮定子と清少納言、紫式部
- 武士の成長
- 摂関政治の終わり
こどもが興味を持った時代や人物がわかる
全巻購入した場合、色々な時代を知ることができますので、こどもはどれかに興味を持つようになると思います
戦国時代や明治維新などの時代を変えるための戦いを描いたストーリーもありますし
平安時代や江戸時代の日本の文化を楽しむこともできます
興味を持った人物や時代が有れば、こどもはもっと詳しく知りたいと思うようになります
そんなこどもの好奇心を育てることができると思います
親も再勉強できる
子どもだけではなく、親でも読みやすいですし、巻頭やまんがの途中に監修された方の解説が載っていますので、読み応えがあります
これを機に歴史を子どもと一緒に勉強してみようかな!
と思うような内容です
デメリット
全巻購入は高額になる
全巻買うと¥15000以上しますので、高額です。
歴史にまだ興味を持っているわけではないし、とりあえずで買ってしまっても、全然よまない…と言うリスクがあります
心配な方は、好きな時代の書かれた巻をピックアップして買うことをお勧めします
ご自身が好きな時代でもいいですし
活発な男の子だから、戦国時代にしようかな、とか
女の子だから、雅な平安時代にしようかな、とか
お子さんの性格に合わせて、選んであげてください
歴史の細部までは理解できない
前述の通り、歴史上の出来事をかなり詰め込んだ本になっていますので、本当にざっくりとした理解になると思います
そのため、歴史に興味を持たせるための導入だと割り切っていただいた方がいいと思います
お子さんが読んだ後に感想をヒアリングして、気に入ったところはもっと詳しく書かれた本を読ませてあげると良いと思います
血族同士のドロドロした争いが描かれている
歴史に忠実に書かれているので、兄弟間の権力を争う場面も多く出てきました
小さなお子さんで、まだそう言った場面は見せたくないな、と心配な方は見送ってもいいかもしれません
ただ、現実の世界でもいつかはそう言った人間のリアルな場面に出会うことになると思いますので、ある程度大きくなってきたら、読ませてあげてほしいと思います
こんなお子さんに読んでほしい
まだ歴史に興味を持っていない
文章を読ませたいけど全然本を読まない
といったお子さんにお勧めです
まんがで書かれていますし、1つ1つのエピソードが短いので、飽きっぽくても大丈夫だと思います
親としても歴史に興味を持ってもらうのはいいことですし、まんがで、しかも受験にも対応できるような内容ですので、とても安心できます
まとめ
角川まんがシリーズ 日本の歴史についてご紹介しました。
さまざま時代の出来事を詰め込んだ内容ですので、まだ歴史に触れたことのないお子さんにはピッタリです
全巻セットですと高額になりますが、1つずつ買い集めて、お子さんの反応を見るのも良いかもしれません
あかいあくまは高校のころ世界史専攻でしたし、日本の歴史についてほとんど知識ありませんが、漫画ですととても読みやすく、理解が早いです。
全巻読破して感想を書いていこうと思います!
以上。よろしくお願いいたします。
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