【角川まんが日本の歴史】本能寺の変 織田信長最期の言葉!? ~8巻「天下統一の戦い ●安土桃山時代」
お疲れ様です。あかいあくまです😈
角川まんが日本の歴史シリーズ 第8巻「天下統一の戦い」について、あらすじと見どころをご紹介します
この記事の後半で、織田信長の最期の言葉についても書いています
日本の歴史シリーズは、日本のいろいろな時代について学ぶことができる本です。受験勉強としても使えるレベルの本です。
日本の歴史シリーズに関する紹介はこちらをお読みください。
第8巻「天下統一の戦い ●安土桃山時代」あらすじ
タイトル一覧
第8巻「明治維新と新政府 ●明治時代前期」のタイトルは以下の通りです
1章 キリスト教徒鉄砲の伝来
・大航海時代の幕開け
・尾張の大うつけ 織田信長
・桶狭間の戦い
・信長の快進撃
2章 覇王!織田信長
・信長、延暦寺を焼く
・長篠の戦い
・安土城と栄える城下町
・本能寺の変
3章 天下統一と桃山文化
・明智光秀の死
・豊臣秀吉、天下を統一する
・太閤検地と刀狩
・桃山文化と千利休
4章 秀吉と野望の行方
・朝鮮侵略
・秀吉の死
・関ヶ原の戦い
・徳川家康、天下を取る
あらすじ
1章 キリスト教と鉄砲の伝来
- 1543年種子島に鉄砲伝来、鉄砲が戦の様子を変えていった
- 将軍・足利義輝の暗殺により室町幕府が弱体化し、織田信長などの戦国大名が戦を繰り返していた
- 織田信長は同盟や戦を通じて勢力を拡大、足利義昭を将軍にすべく上洛した
- 織田信長は仏教に対抗するためキリスト教の布教を推進
2章 覇王!織田信長
- 織田信長は朝倉義景、延暦寺などの信長包囲網に対し、延暦寺の焼き討ちを行った
- 1576年安土城を完成させ、楽市楽座により商業を活発にした
- 織田信長が足利義昭を京から追放し、室町幕府を消滅させた
- 1582年明智光秀が本能寺の変にて織田信長を討つ
3章 天下統一と桃山文化
- 本能寺の変の知らせを受けた羽柴秀吉により明智光秀の天下はわずか10日で終わる
- 織田信長の後継者争いで秀吉が有利な立場となり、天下統一へ向けて勢力を拡大していく
- 天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は大阪城を天下統一の本拠地とし、太閤検地や刀狩などの政策を行った
- 桃山文化が発達したが、千利休とはセンスが合わなくなり秀吉が自害させた
4章 秀吉と野望の行方
- 天下統一の後、豊臣秀吉は朝鮮侵略のため、文禄の役、慶長の役の2度朝鮮へ攻め入るがいずれも失敗
- 秀吉の死後、徳川家康と石田三成が関ヶ原の戦いで決戦、徳川家康率いる東軍が勝利
- 徳川家康が征夷大将軍となり、1603年に江戸幕府を開く
4章で天下を手にした徳川家康が主人公、2023年スタートの大河ドラマ「どうする家康」の予習をしたい方はこちらの記事をご参照ください。
本能寺の変で織田信長が最期に語った言葉
織田信長最期の場面。本能寺の変にて明智光秀軍に攻め入られ、燃える本能寺の一室にて。
人間五十年 下天のうちを比ぶれば
夢まぼろしのごとくなり
ひとたび生を得て
滅せぬもののあるべきか
これは幸若舞と言われる語りながら舞う演目「敦盛」の一節です。人の世の50年の歳月は下天の一日にしかあたらない、夢幻のようなものだ、という意味です。
人は何か大きな困難に直面した時、そのことにフォーカスしすぎてつい視野が狭くなってしまうことがあります。その結果、重要な場面ほど保身のため「守り」の判断になってしまいます。「敦盛」を舞うことで信長はこのことを思い出し「攻め」の判断ができるようにしていたのではと思います。
桶狭間の戦いの場面でも、信長は出陣の決断をする前に「敦盛」を舞っています。圧倒的な兵力の差があり不利な状況でしたが、信長は攻撃を仕掛けることを決断し、見事今川義元を討ち取りました。「攻め」の判断をすることで勢力を拡大していった信長らしいエピソードと言えます。
信長が心得ていた通り、人の50年という歳月は地球や宇宙規模でとらえると一瞬の出来事でしかありません。そう考えると、仕事や家庭での悩みが小さく見えてきませんか?すると、物事をシンプルに考えることができるようになり、自分にとって良い判断=「攻め」の判断ができるのだと思います。
本能寺の変の信長最期の場面に話を戻すと、信長は天下統一半ばで討たれてしまったわけですが、自分の儚い人生が終わるだけのこと、と死を受け入れたのだと思います。
悩みがある時、迷った時は信長のように「敦盛」の一節を思い出してみると良いかもしれません。
「攻め」の判断で後悔のない人生を送りましょう!
織田信長の最期の場面はこちらで読めます↓↓↓
まとめ
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史8巻についてご紹介しました
室町幕府が弱体化し、戦国大名たちがしのぎを削っていた時代
織田信長が勢力を拡大し、天下統一の礎を築きます
そのあとを豊臣秀吉が継いで、天下統一を成し遂げ江戸時代へと向かっていく内容でした
日本の歴史8巻では織田信長の人生の哲学を学ぶことができました
「敦盛」を舞うことで、織田信長は「攻め」の判断をしてのし上がっていったのではないかと感じました
我々も時には「攻め」の判断をして、後悔の無い人生にしたいですね!
以上。よろしくお願いいたします。
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